事実と解釈

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仕事で起きた失敗談について話そう。

イギリスのEU離脱(BREXIT)は2016年ごろに決定されていたものの、様々な移行が全て完了されるのに4年強かかっており、実際に施行されたのは2021年1月からであった。

僕が実務を進めるうえで上記により新たに要求されたことは以下2点。

1イギリス向けに輸出する際は、乙仲業者に出荷依頼をする時点でinvoiceが必要に。

2イギリスの顧客とのINCOTERMS(国際貿易取引において誰が何に責任を持つかを定義した11の規則)の変更要請を進める。

 

以上のような状況下で、私は乙仲業者から現在のままのINCOTERMSで出荷業務を進める場合、クーリエ会社が€30の追加徴収をしてくることになるとの連絡を受けた。

ここで、私は事実のみを上司に伝えるべきであったのだが、この€30の追加徴収は輸入関税代金であろうという僕の解釈を、さも事実かのように伝えてしまったのだ。(ここまでは事実で、ここからが僕の解釈ですというふうに伝えられたらこのミスコミュニケーションは生まれなかったのであろう。)

「BREXITのせいで、このままのINCOTERMSだと輸入関税も私たちが負担することになるわよ」と貿易経理の方が言っていたこともあり、自分の中で、解釈が事実へとすり替わってしまっていたのだ。

しかし実際には、€30は輸入関税の代金ではなく、書類などが増えることによる単なるコスト増の請求であったのだ。

 

このように事実を伝えることは、一見誰でもできそうに思えることであるが、意識していないと自然と解釈を混合させてしまうものであることを身をもって経験したのである。

 

知識が付いてくると、自分の解釈や推測が大体たしからしくなってきて、ある程度の全体像がつかめるようになるのだろう。これが経験値の強さであり、ベテラン社員の強みであろう。しかし経験が浅く、知識が浅いうちは、事実に解釈を織り交ぜて思考するのは危険であり、解釈や推測をする際は、いったん事実とは切り離して考えるべきだと感じた。

あーしがないしがない。。。

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